珪藻土バスマットの吸水力を復活させる

修理・改造・自作

「soil」の珪藻土バスマット使っていますか?
吸水性の高い珪藻土で作られていて、水分をすばやく吸い取り時間が経つと自然に乾燥するアレです。
一度あの吸水力とサラサラ感を体験したらやめられません。

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衛生面を考慮して当ホステルではシャワールームのバスマットに使用しています。
不特定多数の人が使用するシャワーのバスマットがタオルとかだと濡れていたりして「うゎー・・・」と不快指数MAXになります。
宿主としてはその不快指数を軽減すべく、マメにバスマットを交換するなど対策が必要ですが、珪藻土バスマットならその作業と不安から解放されるのでストレスフリーです。

珪藻土バスマットはメンテナンスフリーでは無い

でも、この珪藻土バスマット、メンテナンスフリーじゃないのです。
使用しているうちに徐々に吸水力が落ちてきます。
それに伴い汚れてくるので良いコンディションを維持するには定期的なメンテナンスが必要になります。

宿のバスマットは大体2カ月に1回か「吸水力が落ちてきたー」と気づいたらメンテナンスしています。
しかーし、自宅のバスマットは1年くらい放置してました。

約1年放置したバスマットがコレ↓

端っこの方しか水を吸わないし、写真であらためて見ると汚れもヒドい…。
慣れとは怖いもので、徐々に汚れていくから気にならないんですよ。
増毛を段階的にやるのがわかる気がする。。。

「いつかやろう」とは思いつつも「自分たちしか使ってないし」と甘えが出てついついズボラになっていました。
ということでこの自宅バスマットの吸水力を復活させるべくメンテしました。

吸水力を復活させるにはヤスリがけが手っ取り早い

バスマットの表面は多孔質になっており、その孔で水分を吸収するのがこのバスマットのカラクリです。
吸水力の低下は表面の孔に皮脂などが詰まってフタをされた状態になり、水分を吸収できる孔の数が減ることで起こります。
だから表面をうすーく削り取ってやれば、詰まった表面が削り取られ詰まりのない多孔質な表面が出てくるので吸水力が復活します。

そこで使用するのが紙ヤスリ。あと角材。
紙ヤスリだけでも削れますが角材に巻いた方が力が入るし、平に削れます。


ネットにあがっているメンテのやり方を見ていると240番の紙ヤスリを使うと書いてありますが、私Shinjiはずっと320番でやってます。


紙ヤスリは番手が大きくなるほど目が細かくなり粗く削れないのですが、バスマットのメンテに関しては特に問題無しです。
十分削れるし、目が細かい分240番にくらべて仕上がりもキレイになります。

粉塵がすごいのでマスク必須


作業としては表面をまんべんなくひたすら削るのみです。
絶対にマスクを着用して外で作業しましょう。
というのも削り粉がすごいです。しかも細かい。小麦粉並みです。
それが空中に舞うので吸いこんだら咳き込みます。
健康被害レベルです。
そんな粉塵にも負けず頑張って削ったら、ご褒美に無垢な表面が現れます。

これでまた快適吸水生活に戻れます。

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