2017年に書いた自販機設置記事ですが、
今回はその後の話です。
実は今年(2019年)1月いっぱいでゲストハウスを廃業しまして、現在は小豆島在住です。
いわゆるIターン、移住ってやつです。
廃業に伴いゲストハウス(自宅)前に設置していた自動販売機も1月いっぱいで撤去となりました。
ということで設置していた期間(約18か月)の結果報告をしまーす。
自販機を設置しようかなー?と検討している人がいたら参考にしてください。
結果報告
表にまとめてみました。
対象月 | 販売本数 | 売上 | 報酬(18%) |
2017年7-8月 | 519本 | 51,900円 | 9,342円 |
9月 | 373本 | 37,300円 | 6,714円 |
10月 | 263本 | 26,300円 | 4,734円 |
11月 | 276本 | 27,600円 | 4,968円 |
12月 | 490本 | 49,000円 | 8,820円 |
2018年1月 | 523本 | 52,300円 | 9,414円 |
2月 | 660本 | 66,000円 | 11,880円 |
3月 | 570本 | 57,000円 | 10,260円 |
4月 | 420本 | 42,000円 | 7,560円 |
5月 | 367本 | 36,700円 | 6,606円 |
6月 | 529本 | 52,900円 | 9,522円 |
7月 | 522本 | 52,200円 | 9,396円 |
8月 | 606本 | 60,600円 | 10,908円 |
9月 | 591本 | 59,100円 | 10,638円 |
10月 | 464本 | 46,400円 | 8,352円 |
11月 | 447本 | 44,700円 | 8,046円 |
12月 | 384本 | 38,400円 | 6,912円 |
赤文字の2017年12月から2018年3月が隣でのアパート建築工事期間です。
レビュー
全期間トータルの144,072円、電気代が月々約3,000円なので差し引き96,072円の利益となります。
2018年の1年間トータルは109,494円、電気代を差し引くと73,494円の利益です。
前回の記事で「工事現場近くの自販機は売れるらしい」と書きましたが、その期間はやはり売り上げが伸びました。
なんせ、作業員の方々は休憩毎に飲み物買ってましたからね。
あと夏場。
ウチのゲストも出かけるときに買ってました。
じっくり観察していたわけではありませんが、設置してしばらくすると毎日買ってくれる常連さんが増えてきます。
通勤や通学など毎日ほぼ同じ行動をする人たちのルーティンのひとつに組み込まれたようです。
少額でも知らないうちにお小遣いが貯まるのは嬉しい話です。
宿を廃業後、家族旅行でありがたく全額使いました。
副収入に関わる所得税の話
収入になるので確定申告をして所得税を納税する必要は無いのか?との疑問が当然出てきます。
下記のように収入によりけりだし、回避も可能です。
副収入が20万円未満の場合
サラリーマンなど給与所得者の場合、給与所得以外の副収入が20万円を超えなければ確定申告は不要です。
自販機収入が年間20万円を超えなければ確定申告は不要ですね。
事業所得が38万円以下の場合
給与所得者以外の人(不動産オーナーや個人事業主など)は収入があれば確定申告の必要がありますが、その事業所得合計(収入-経費)が38万円以下であれば確定申告は不要となります。
私の場合、宿の事業所得が既にあるので、そこに自販機収入を合算して申告納税する必要がありました。
ということで、契約者を専業主婦である妻にしました。
こうすることで自販機収入は私ではなく妻の収入になり、且つ所得が38万円以下となるので確定申告が不要になります。
まとめ
やるかやらないかで言うと、場所があるならやったほうが良いと思います。
なんせノーリスク。
銀行の定期預金の利息が大手都銀で0.01%ですから、年間70,000円を定期預金の利息で貰おうとすると7億円の預金が必要になります。ムリムリー。
また、子供の頃に憧れた「自宅に自動販売機がある暮らし」が現実になります。
最近はキャッシュレスな自販機も増えてきました。小銭の有無を気にせず購入できるので売上げにも良い影響がありそうです。
ではー。
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