昨年(2020年)10月に第二種電気工事士資格の筆記試験を受験し、合格しました。
電気工事士の試験は筆記試験と技能試験があり、筆記試験に合格することで技能試験の受験資格を得ることが出来ます。
ということで筆記試験から約2か月後の12月に技能試験を受験しました。
技能試験から約1か月後の今年(2021年)1月中旬に試験結果が発表。
無事、合格していました!
念願の第二種電気工事士資格ゲットです。
これで、天井裏や壁の中などを合法的にあんなことやこんなことが出来るようになりました。
試験の雰囲気
大昔に受験した知り合いのおっちゃんから、夏に受験したので汗だくになったからタオル必須と聞いていました。
そんなエピソードから試験会場は作業場みたいな場所を想像していました。
作業台も10台くらいしかなく、入れ代わり立ち代わり受験していくみたいな。
ま、今どきエアコンは完備でしょうけど。
でも実際は全く違っていて筆記試験と同様きれいな会場でした。
試験や講習によくある広い会場に3人掛けの長デスクが3列並び、1列20台としてもトータル60台。
1台につき真ん中を空け2人座る。
配られるのが答案用紙か工作キットかの違いだけです。
ということで快適に受験することができました。
試験時間は40分。
これを長いと感じるか短いと感じるかは人それぞれだと思います。
電工素人の私の場合、正直短かったです。
後述しますが候補問題というのがあり、それを初めて施工したとき1時間半かかってしまいました。
試験までには時間内で施工完了できるようになりましたが、試験会場という独特な雰囲気の中でキチンとできるか不安はありました。
結果、ギリギリ。。。
見直しする時間は皆無でした。
もし、ミスを発見しても修正できなかったですね。
いやー、準備は十分すぎるくらいしておいたほうが良いと思いました。
試験準備
事前に候補問題が公表される
技能試験は試験を運営している電気技術者試験センターから事前に候補問題が公表されます。
候補問題は全部で13問。
その中から1問が試験で出題されます。
やるべき事は明快で、13問全て解けるように準備しておくこと!
これで、どの問題が出題されても怖くありません。
なんてわかりやすい。
工具メーカーのホーザン(HOZAN)がWEBサイトに候補問題の解答例を掲載しています。
しかも候補問題の練習ができる部材セットや試験に必要な工具セットも販売されています。
工具の使い方や施工のポイントを解説したDVDが付属しています。
私もこれで練習、受験しました。
なんか、宣伝みたいな文章になっています。
はい、アフィリエイトやっているので、その辺りは大目に見てください。
準備1:複線図をひたすら描く
試験は単線図で出題されます。
一般的なセオリーとしては単線図から複線図を描き、その複線図通りに施工する流れになると思います。
ところが私Shinjiは電工素人ということもあり、筆記試験勉強の中で単線図や複線図の存在を知りました。
もちろん描いたことも皆無。。。
ということで、まずは単線図から複線図を描く練習。
慣れれば1問5分かからず描けるので、スキマ時間にひたすら描きまくる。
何度も何度も。
複線図を描き間違えたら、それを基にした施工も当然間違え、結果不合格になるので複線図大事。
ひたすら描きまくりました。
準備2:ひたすら施工する
ホーザンの虎の巻ページ内、部材や工具セットに同梱されている冊子に記載されている候補問題の複線図を利用して施工の練習をしました。
工具の使い方や被覆の剥き方、圧着の仕方なども施工しながら覚えていきました。
技能試験の制限時間は40分。
複線図を描く時間を5分と考えて、残り35分で施工完了を目標にひたすら練習あるのみです。
私の場合、寝る前に1問練習しました。
しかし、いつものサボり癖が出てしまい結局1問につき1回しか施工練習できずに本番に臨みました。。。
理想は1問につき2回ですね。
ま、合格したから結果オーライ。
免状申請&取得
合格通知書、手数料の証紙は貼った申請書、住民票、写真を準備して郵送。
申請から約3週間、簡易書留で免状が届きました。
これで晴れて電気工事士になりました。
合法的に作業できるようになったこと、勉強を通して若干知識がついたことで、見える景色が変わりました。
早く作業したいぜ!
しかし、そのための箱(家)をまだ探し中なので今のところ免許は宝の持ち腐れ状態です。。。
ではー!
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