先日、第二種電気工事士の筆記試験を受験しました。
DIYを続けていると、やりたいことがどんどんエスカレートしていきます。(私の場合です)
DIYを始めた頃は棚や靴箱など小物を作ったりしていたのですが、そのうち小物が大きくなってキッチンカウンターを作りつけてみたり、壁紙の張替えやペンキ塗り、壁の増設など家本体に手を出すようになってきました。
更にエスカレートしてとうとう壁や天井の裏側に興味を持つようになりました。
しかーし、そこに立ちはだかるのが電気工事の壁。
壁にはコンセントやスイッチ、天井には照明等。壁や天井の裏側を触るには少なからず電気系統がかかわってきます。
資格を持たない者が電気工事をし、それが原因で火災など事故が起きた場合、保険の適用外になるなどいろいろややこしいことになります。
なら、資格取っちゃえばいいやん!
軽い感じですが、これが受験の主な動機です。
過去に自動車整備士をしていたことがあり、直流交流の違いはあれ電気のことはある程度理解しているつもりです。しかーし、自動車と家では同じ電気とはいえ似て非なるもの。
理解を深めたいという真面目な動機もちゃんとありますよ、念のため。
合格発表は試験日から約1か月後ですが、試験翌日には解答速報が発表されます。
自己採点の結果、無事に合格ラインを通過していました。
そして受験から約1か月後、WEBサイトにて試験結果が発表され、更に数日後郵送で筆記試験通過の通知と技能試験の受験票が送られてきました。
受験した感想は筆記試験に受かるだけならハードルはそれほど高くなかったです。
実際、ざっくり平均すると1日1時間を20日間くらいですかね。
勉強しなかった日もあったのでそれも含めて1ヶ月くらいで試験に臨みました。
試験概要
電気工事士資格試験は筆記試験と技能試験の二部構成となっています。
まず筆記試験を受験し、合格したら次に技能試験を受験、合格したら晴れて資格取得という流れです。
ちなみに電気工事士資格には第一種と第二種の2種類があり工事できる規模が違います。
私のようにDIYで自宅や店舗などをイジる目的なら第二種が選択肢となります。
第二種: 一般住宅や店舗などの600V以下で受電する設備の工事に従事できる。
第二種電気工事士資格の筆記試験はマークシート方式の四択です。
試験時間は120分、全50問で1問2点の100点満点です。
合格ラインは60点、50問中30問正解すれば筆記試験通過となります。
毎年の合格率は筆記試験約60%、技能試験約70%といった感じです。
ということは両試験を突破して晴れて電気工事士の資格をゲットできる確率は42%てことですね。
サクッとテキスト読んで解けばイケる
電気工事士試験は初めてですが、この手の試験はテキストを一通りやって、ひたすら過去問をこなすのが王道だと個人的に思っています。
まずはテキスト!ということで私が勉強したテキストは株式会社ツールボックスから発売されている「ぜんぶ絵で見て覚える第2種電気工事士筆記試験すい~っと合格」です。
これがなかなかの優れものなんですよ。
タイトルの通り、ほぼ絵と写真で説明されているのでなんとな~く理解できます。
絵のゆるさ加減も親しみがわきました。
難しい理屈はとりあえず置いといて、とにかく試験に合格したい!という人にこのテキストは適しているかもしれません。
おそらく「別に満点じゃなくても合格すればいいじゃん」を目指したテキストなので「ややこしい箇所は捨てちゃいましょう!」というスタンスです。
潔い!
その姿勢、個人的に好きです。
大きく8章にわかれているので、1章終わるごとに練習問題を解き、間違えた箇所は復習する、このパターンをササさっと何日かに分けてやりました。
テキストを読破したら、次は過去問です。
過去問は電気技術者試験センターのWEBサイトに掲載されています。
それをひたすら解きまくり&復習!
過去問1つにつき解答に1時間、復習に1時間の計2時間て感じでした。
その結果、なんとなく出題傾向がわかり、自分が50問中30問正解するために必要なポイントが見えました。
前述しましたが、試験に受かるだけなら想像よりもハードルは高くなかったです。
次は技能試験。
私Shinjiは実務経験が全くない素人なので、こちらは筆記試験より更に真剣に取り組む必要がありそうです。
またレポートします。
ではー。
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