家族4人で小豆島に移住してきたのが今年(2019年)の3月末。
なんだかんだであっという間に2か月が過ぎました。
荷物の整理、子供たちが新しい学校で新年度を迎え、妻も私も仕事を始めるなどなど忙しく過ごしていました。
その間、ブログがおろそかになっていましたが、ボチボチ更新していきます。
ということで、島移住についても書いていこうと思っています。
島移住をするにあたり、しなければならない事のひとつが住む家を確保することです。
住む家がないと移住もなにも始まりませんから。
そんなの、ネットで住宅情報見ればイッパツでしょー。
いやいや。
ここで小豆島の特殊な状況に直面することになります。
通常、ネットの住宅情報(ア○トホームやホ○ムズなど)を見るのが一般的な情報収集手段です。
でも、これらのネット住宅情報に小豆島の物件は全く出てきません!
私も最初は驚きました。
「あれ!?検索方法間違えたかな??」
て、くらいに出てきません。
これは賃貸で収益を得るために物件を所有している人がほとんどいないというのが大きな理由だと思われます。
数は少ないですが、賃貸アパート、マンションなど収益目的の物件はありますよ。
でも、数が少ない分空室率も低いだろうし、わざわざネットに載せる必要がないのでしょうね。
検索しても出てきません。
私が調べた限り、知る限りでは小豆島で物件を探すなら「空き家バンク」がダントツの情報量です。
というか空き家バンク一択です。
小豆島には小豆島町と土庄町の2つの自治体があり、それぞれで空き家バンクを運営しています。
常に最新の情報に更新されています。
ザクっと概要を知りたいなら香川県のポータルサイトが直感的で見やすいです。
ただし、情報の更新に若干のタイムラグがあります。
島に来るとわかりますが、空き家は結構あります。
同じ敷地内に母屋を新築したので空き家になった、島外に引っ越したけど先祖代々の土地なので空き家のまま維持しているなどなど、背景は様々です。
ですが、貸す気も売る気もあまり無いようです。
よって空き物件があったとしても表には出てこないのです。
聞いたところによると、家主が自ら「空き家を貸したいんだけどー」と役場に相談に来ることは少ないのだとか。
ほとんどの場合、役場から空き家の持ち主に話を持ちかけて賃貸物件として提供してもらうそうです。
空き家バンクがある地方自治体のほとんどは人口が減少傾向にあり移住を促進していますから、空き家があれば積極的に空き家バンクへの登録を働きかけているようです。
また、島には専業の宅建業者がほとんどありません。
窓に物件情報をたくさん貼ったような、どこにでもある不動産会社は島にはありません。
ほぼ兼業です。
家具屋をやりながら不動産屋さんとか行政書士のかたわらなどなど。
ガソリンスタンドの事務所が不動産屋を兼ねているというとこもあります。
島内ではそこまで頻繁に人の移動はないのでしょうね。
専業でやるのはビジネスとして厳しいと思います。
しかも、そこで扱っている物件はほとんどが「空き家バンク」に登録されています。
やっぱり空き家バンク一択です。
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