私Shinjiの愛車は日産エクストレイル(T31後期)です。
先日、ホーンを交換しました。
ホーンとは警音器のことでクラクションとも呼び「ビッビーっ!」となるアレです。
私がまだ自動車整備士だった頃、現役だった2代目シーマにはヨーロピアンホーンが標準装備でした。
ヨーロピアンホーンとは渦巻き型のトランペットのような出口で「ファーン」と鳴るホーンです。
その音色の虜になって以来、歴代の愛車はヨーロピアンホーンに交換しています。
ということで今回もヨーロピアンホーンを取り付けることにしました。
ちなみに現在はユーロホーンとも呼ぶみたいですね。
Googleで検索するとヨーロピアンホーンに比べユーロホーンが倍くらいヒットします。
現在はユーロホーンと呼ぶのが一般的なのかな?
取り付けたホーン
取り付けたホーンはミツバの「プラウドホーン」です。
当初、同社の「アルファⅡコンパクト」にしようと思っていたのですが、WEB上で音色の確認をしたところ、似たような音色にも関わらずプラウドホーンの値段がアルファⅡコンパクトの約2/3だったのでコスパ重視でプラウドホーンにしました。
パワーリレー(ホーンリレー)は必要か?
社外品ホーンを購入する際に気になるのが「パワーリレー(ホーンリレー)は別途必要か?」問題です。
社外品ホーンは純正ホーンに比べ音量が大きかったりその他諸々で、必要電流が純正より大きくなりがちです。
その性能を最大限引き出すためにもパワーリレーを取り付けたほうが良いという理屈です。
私見ですが、この問題はズバリ「ホーン次第」「車両次第」じゃないかと思っています。
私の場合、以下の確認をして判断しました。
1. ホーンの仕様(定格電流)
2. 車両側ホーンリレーの有無
3. 車両側ホーンリレーの許容電流値
1. ホーンの仕様
購入したミツバ・プラウドホーンの仕様を確認すると定格電流は「4A×2」となっています。
ホーンは2個1組なので「×2」ということですね。
1個あたり4Aということです。
2つのホーンが並列に接続されるので回路には計8A流れます。
2. 車両側ホーンリレーの有無
リレーボックスにホーンリレーが有るかどうかを確認します。
エクストレイルを始め日産車はエンジンルーム内にリレーボックスが設置されていることが多いです。
リレーボックスを開け、蓋の裏に記載されている配置図を確認するとホーンリレーがありました。
現車にも該当位置にリレーが刺さっていました。
3. 車両側ホーンリレーの許容電流値
ホーンリレーの上部に記載されているリレーのスペックから15Aまで対応していることが確認できました。
最大でも8Aしか流れないミツバ・プラウドホーンは純正のホーンリレーで対応可能だということがわかりました。
はい、パワーリレー買いません。
ホーンリレーの無い車(存在するか否かは知りません)やホーンが1つしか付いていない車、定格電流の大きなホーンを取り付ける場合はパワーリレーを使った専用回路を作ったほうが良いと思います。
ミツバからはリレー、ヒューズ、配線類込みのハーネスセットが販売されています。
取り付け
取付けはいたって簡単。
グリルを外し、純正ホーンを取り外して、新しいホーンを同じ場所に取り付けるだけです。
エクストレイルには十分なスペースがあるので小型のプラウドホーンはポン付けできました。
軽自動車や小型車などスペースが十分に取れない車両や大きいサイズのホーンを取り付ける際は工夫が必要になります。
端子も同じ平型だったので差し替えるだけでOKでした。
作業完了後、確認のために鳴らしてみました。
「ファー、ファー!」
ん~、良い音色です。
懸念されることはヒューズですね。
リレーボックス内にホーンヒューズがあるのですが、ALT(オルタネータ)と共用で容量10Aが付いています。
今回ホーンを交換したことでホーンで使用する電流が8A(4A×2)になりました。
純正ホーンは7A(3.5A×2)なので1A増えました。
安全マージンは確保されているはずなので1A増でも問題ないとは思うのですが。
万が一、切れるようなことがあればヒューズ容量を15Aに増やすか、専用回路を作ります。
あ~早く公道で鳴らしたい。
誰かに道を譲られて「ありがとう」したい!
外から見えないし、鳴らす機会もほとんど無いホーンを交換。
はい、完全に趣味、自己満足です。
クルマは移動手段としか考えてない人からしたら意味不明です。
妻K子からも「鳴らさないモノをなんで買うの??」とツッコまれました。。。
「いやいや、そういう次元の話じゃないのよ」とコンコンと説明しました。
ではー。
コメント